個人事業主の確定申告の流れ!サルでも理解可能e-Tax提出までを解説。確定申告が初めてという方や内容が今ひとつ理解できていない方必見!個人事業主やフリーランスが確定申告をするためには?どのような順番で何をすればいいのか解らないを解決!
ここでは個人事業主がe-Tax(電子申告・納税システム)で確定申告を提出するまでの全体像を理解するために順を追って解説していきます。
個人事業主(フリーランス)|確定申告書の提出方法は3種類
個人事業主やフリーランスが確定申告をする時に書類の提出方法は下記の3種類になります。
- インターネットでe-Tax(電子申告)する方法。
- 務署の窓口に行って必要書類を提出する方法。
- 税務署に必要書類を郵送で送る方法。
ここではインターネットでe-Tax(電子申告)申告する方法をご紹介します。
個人事業主(フリーランス)|はじめての確定申告準備!
- マイナンバーを確認する。
- 青色申告と白色申告どちらが良いか決める。
- 開業届の提出について知る。
- 確定申告書で必要な書類を準備する。
- e-Taxについて知る。
青色申告と白色申告の違い?個人事業主とフリーランスが知るべきこと
マイナンバーとは?通知カードとマイナンバーカードについて
マイナンバー制度の始まりは平成27年(2015年)10月からで運用開始は平成28年(2016年)1月1日からになります。平成28年分(2016年)の確定申告よりマイナンバーの記載が義務化されました。義務化されてはいますが罰則などは今の所なく(2021年3月調べ)提出はできてしまいます…
その他にも健康保険・厚生年金保険、雇用保険など書類を提出するような場面でマイナンバー(個人番号)が必要となります。
制度開始から時間が経っているのでマイナンバー(個人番号)が届いていないと言う方がもしいましたら役所で住民登録を確認してみてください。2020年5月25日廃止されるまでに住民登録があれば、あなたのマイナンバー(個人番号)が通知カードに記載されて届いているはずです。
マイナンバーの紛失などは要注意!悪用されるかも…
マイナンバーを紛失したりなんらかの原因で手元にない方は調べておく必要がありますし悪意のある人があなたのマイナンバー(個人番号)を利用しいるかもしれません。通知カード廃止となった現在(2020年5月25日廃止以降)は住民登録に基づいて発行される住民票を取得することでマイナンバーを知る事が出来ます。
マイナンバーカードと通知カードの違い
青色申告と白色申告どちらが良い?
青色申告と白色申告では提出する書類が違う!
青色申告 | 白色申告 |
---|---|
青色申告決算書 | 収支内訳書 |
確定申告書 B | 確定申告書 B |
源泉徴収票(給与所得、退職金、年金支給、がある場合) | 源泉徴収票(給与所得、退職金、年金支給、がある場合) |
青色申告と白色申告の違いとは?
開業届の提出について知る!
個人事業主として確定申告をするとは?どういう事かというと..
「個人事業の開業・廃業等届出書」を税務署に提出し日本の租税に関する申告手続(確定申告)をするということです。
この「個人事業の開業・廃業等届出書」は一般的に「開業届」と言われてますが正式には「個人事業の開業・廃業等届出書」と言う名称で廃業する時にも同じ書類に必要事項を記入するようになっています。そしてこの届出書は事業開始後1ヶ月以内に提出する事となっていますが特に罰則などは設けられていません。(2021年4月調べ)
開業届の提出「個人事業の開業・廃業等届出書」について
開業届「個人事業の開業・廃業等届出書」の書類には屋号を記入する欄があります。開業届「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出する際に必ず屋号を記入する必要はありません。なぜなら「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出するタイミングで屋号が決まっていない場合もあるからです。
屋号とは?屋号登録とその実情!屋号の決め方やタイミング
確定申告書で必要な書類を準備!
確定申告で最低限必要な書類は?
- 青色申告は青色申告決算書と確定申告書B
- 白色申告は収支内訳書と確定申告書B
この2種類さえあれば確定申告そのものはできます!
他にも各種控除の証明書があればそれぞれの控除を受けることも可能です。そしてこの書類はエクセルや手書きでもできますが専用の会計ソフトを使うことによってより簡単に作成することが可能です。
青色申告と白色申告の違いとは?確定申告に必要な書類一覧!
会計ソフト比較|超おすすめは3つ!個人事業主(フリーランス)向け
e-Taxについて知る!
2020年度(令和2年)の確定申告から青色申告特別控除額と基礎控除額が変わりました!
どのように変わったかというと….
青色申告でe-Taxをする場合とe-Taxをしない場合で最大控除額が10万円違ってくるということです。少しでも節税を考えるならe-Taxでの提出が望ましいと言えます。
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